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【書評】出口治明「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」

   

最近、近所の書店に行くとウロウロと1時間は平気で品定めしています。これは新書コーナーで目を引くタイトルだったので思わず手に取りました。『本の「使い方」1万冊を血肉にした方法』です。

本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)

ライフネット生命の代表取締役、出口治明さんの新書本です。ご自身のことを活字中毒者と読んでいるほどの読書好き。幼少の頃から読んだ本の数が1万冊以上って凄い!!

読書のすばらしさ、おすすめの書籍を紹介していますが、それ以上に参考になったのが出口さんの思考プロセス。読書の素晴らしさについて書かれた新書本ではあるけれども一流ビジネスマンの「物事の捉え方」を知ることができました。

何度も出てくる「数字・ファクト・ロジック」のキーワード。確にこれらが揃ってこそ相手を説得できる、そしてそれを補うのが読書で身につけた教養だと述べています。論理的かつ明快で非常に説得力のある内容でした。

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教育と教養

教育は生きていく上でで最低限の武器を与えること、教養はより良い生活を送るために思考の材料となる情報を身につけること

さらに教養は人と会うこと、旅をすること、読書をすることで得られ、その中でも読書が身近で手軽だろうと仰ってます。一方で現在の日本企業リーダー達はその教養が不足しているとも指摘しています。1万冊のバックボーンを持ち合わせた出口さんの発言には、ただただ頷くしかありません。流行りのビジネス書を読むことは読書のうちに入らないと思います。

現世に残る古典は一級品

出口さんは古典から学ぶことの重要性を何度も唱えています。ダメで不要なものは淘汰されるのは自然の摂理、それでいて現世に残る古典は当然、良書です。最近は古典文学に嵌っていますが、早速「論語」を買いました。ジャンルを問わないことも出口さんの読書法の特徴です。

 

いまが最も若い

最後の一行のことばです。「読めよ、まだ遅くはないよ、本を読め。」と耳元でささやかれた気分です。あと気が楽になったのが歳を取ってから急に読書をする人がいるとのこと。今の俺じゃん!と。別に恥ずかしくないよね、いま夏目漱石を読んでも。

 

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