親父の選択

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男性は床屋に行くべきか、それとも美容室でもいいのかの考察。

      2015/04/29

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どうも、半年前にショートヘアから卒業、ひと月半放置プレーで伸びっ放しでも気にならなくなった親父です。伸ばすのも床屋代が節約できていいなぁと実感しています。

男の人生において難問のひとつと言っても過言ではない「床屋か、それとも美容室か」問題についての考察記事です。

この親父、床屋派です。

また「派」というのりしろ言葉に含みをもたせたのも理由があります。

早速検討しましょう。

credit: deep shot via FindCC

男は床屋に行くべきか、それとも美容室でもいいのか?

これは男性にとって非常に深か~い問題です。例えるならば家の購入に際して「戸建て」OR「マンション」問題に匹敵するほどの選択であります。(ウソ、笑)

男性は床屋で女性は美容室という印象もありますよね。実際のところ両者の現状ってどうなんでしょう?

日本における床屋と美容室の店舗数

厚生労働省のデータです。平成25年度における理容室、美容室の店舗数です。驚きの現状が明らかとなりました、まずは下の表を見てください。

 -平成25年度-  店舗数
 理容室(床屋) 128,127店舗
 美容室  234,089店舗

なんと、現在では美容院が床屋の倍存在しているのです!

そして次の表、前の年である平成24年度の状況はというと、

 -平成24年度-  店舗数
 理容室(床屋) 130,210店舗
 美容室  231,134店舗

 

なな、なんとぉ~!!

床屋は減少傾向、一方で美容室はその勢力を拡大しているではありませんか!!

確かに美容室は駅前やら近所の国道沿いによくオープンするのを見かけます。

しかしそれは不人気店の閉店ありきの開店、もしくは広域に展開する美容室グループの戦略展開であって増加しているとは知りませんでした。

ここまで美容室勢力が拡大しているとは。。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

奇跡の美容室

床屋と美容室のサービスの違い

基本的なことですが、ご存知じゃない人もいるかもしれません。改めて両者の違いを確認します。

床屋

  • 全国共通の看板(アカ・アオ・白)があり一目瞭然
  • おじいちゃんまたはおっさんが1人で運営している
  • 古い漫画がたくさんある
  • 喫煙可
  • 髪型の選択肢が少ない、というか出来る髪型にしかならない

美容室

  • 一見何やか分からないほどお洒落
  • 若いお姉さん達とイケメンとでスタッフフォーメーションを整えながら運営してる
  • 最新のトレンド雑誌もあるが、そもそもスタッフたちの気配りが万全なので待ち時間は苦にならない
  • 禁煙(吸いたい場合は外の喫煙所)
  • 常に流行を押さえており顧客に最適なスタイルの提案ができる

イメージだとそんなところでしょうか。でも最大の違いは別にあります。この理由で理容なのか美容なのかに区別されます。それは、

カミソリを利用できる、利用できない

です。

明治の断髪脱刀令

断髪令というほうが馴染みがあります。これは髪型も刀をもつも勝手にしなさいというお達し。それまでの髷を結う習慣にとらわれなくていいよというものです。

幕末維新当時の時代背景を象徴したこの断髪令、男性を対象にしているんですよ。

男性の特徴といえばヒゲですよね。ヒゲを剃るにはカミソリが必要です。昔は髪結いがその役割を果たしていましたが、その後長い時間を経て理容師法というルールが出来ました。

床屋=理容室の誕生です。

法律上の違い

法律でもその違いが分かります。

理容:頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(理容師法第1条の2第2項)

美容:パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること(美容師法第2条第2項)

ウィキペディアより

「カミソリを使ったサービス=顔そり」は理容の業務です。しかしカット自体も本来理容の範囲なんですね。

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料金の話し

理容業は厚生労働省が管轄する、「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」に則って営業しています。そして各地域ごとに組合があり料金(営業日も)のコントロールをしています。

床屋の料金は統一価格

親父が住むエリアでは3,700円。現在の競争社会で何をやってんだと思いのかたもいるでしょう。

理由があります。衛生の維持です。

不当な競争により理容の質がおちて、結果として国民の衛生面の劣化を招かないようにしているんです。組合を設立し、同じ条件のもとで適切なクオリティのサービスを提供しましょうという考え方です。

最近では格安理髪店など見かけます。その理容店は地元の組合に入っていないことになります。

競争厳しい美容室

一方で美容室は採算のなかで独自のサービスメニューと価格を設定し、モロ競争しあっています。上記のとおり店舗にも雰囲気をもたせ広告宣伝は必要不可欠、まさに企業努力しているのです。

カットとシャンプーで4,5千円?が相場でしょうか。

数年前に美容師の腕を競うテレビ番組があり「カリスマ美容師」という言葉が流行しました。キムタクがドラマの主人公で美容師を演じたこともありました。

おしゃれでかっこいいイメージがありますが、美容師の平均年収は280万だそうです。厳しい業界です。。

美容室の店舗増加は、競争が激しいからこその積極的な出店戦略とも考えることができますよね。

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カミソリが衛生維持って時代遅れじゃない?女性の存在は?

これまでの内容をまとめます。

「男性→ひげ→カミソリ→床屋、概念衛生管理」

果たして今現在これがそのままあてはまるのでしょうか?

男性向け美容器具が数多く登場

家電量販店には男性向けの美容器具コーナーがあります。

メンズグルーミングという総称で、そこには電動ヒゲそりは勿論のこと、まゆを微妙に整えられるカッターだったり、耳の産毛をそったりするシェーバーが多数売っています。

もしカミソリを使うことが衛生管理につながるのであれば、わざわざ床屋に行かなくても十分に衛生管理できちゃうんです。

床屋も女性をターゲットに

今のままでは床屋には男性しか行かない気がします。もったいないです。

親父いきつけの床屋はおばちゃんもスタッフとしています。数少ない女性客が顔そりに来たときに、たておきの目隠しカーテンで座席を囲み見えないようにして対応しています。

床屋のカミソリは女性にもニーズがあるはずです。

どうも業界のルール(法律)が時代にマッチしていない気がしてきました。。

プロがやる仕事に間違いなし

当然のことですが床屋、美容室ともにプロの仕事に相違はありません。

さすが床屋!やってもらうと仕上がりが違う

床屋にいくと首筋、襟首あたりまできれいに整えてくれます。さすがプロの仕事です。

さすが美容室!やってもらうと仕上がりが違う

たまに美容室にいくとそれまでとは違うオシャレなカットをしてくれます。さすがプロの仕事です。

その時の自分のニーズにあったほうに行けばいいんじゃないでしょうか。。

まとめ

結論、

好きなほうに行きましょう。

男性が美容室に行っても何の問題もないです。ヒゲの薄い人、自分でメンテするよって人はわざわざ床屋にする理由もないのですから。

この親父はプロにやってもらう顔そりが好きなので基本は床屋派ですが、それでも少しだけ切りたい時だとか、偶然床屋が休みの日だったりすると美容室にも行きます。

男性が床屋である必要はありません。

またルールを見直すべきです。あまりにもルールが古い。

床屋・美容室どっちがどっちという話ではなく、業界全体が成長できるような時代にマッチした環境を整えるべきだと考えます。

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