親父の選択

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2015年5月以降SIMロック解除開始!ドコモとauが解除手順を発表、通信業界再編のプロローグ

      2015/08/16

4月22日、ドコモとauが総務省のガイドラインに則ったSIMロック解除に関するアナウンスを行いました。2015年5月以降に契約する端末についてはユーザーの要望があれば原則SIMロックを解除しなさいという行政のお達しです。

このガイドラインが2014年12月に発表された後、今年1月にSIMロックに関する内容の記事を投稿しました。

http://oyaji-choice.com/2015/01/3221/

SIMロックの解除が可能となると、あえて端末をドコモ、au、ソフトバンクが割賦契約して売る必要ないんです。

分かりますか、これ?

ユーザーとしてはお気に入りの端末をキャリアに縛られることなくずっと長く大切に使える、用途に応じて通信契約の選択肢が増える、いいことです。

ではキャリア3社からしてみればどうか?

ドコモ・au・ソフトバンクは端末を売る意味がなくなった

だって2年間顧客を縛れないんだから。

前にも書いたように、彼らは端末の割賦料金と通信費の値引きをごちゃまぜにして毎月いくら!って表示してました。もうそれが明確に訴求できない。

今回のドコモとauのリリースでは契約から6ヶ月までは解除不可でそれ以降は端末台を清算すればOKとのこと。ひょっとしたら端末の割賦契約だけ残せるかもしれませんが、恐らくそんな面倒なことしないでしょう。彼らは端末を売りたいのではないんです。通信契約が欲しいだけなんです。

通信契約が欲しいが為に、そのコストを他社と差別化するが為に端末をセットで販売していただけです。

SONYがXperiaを独自チャネルで販売、目指す先

ソニーはこのタイミングを図ってましたね。

ソニーは自社グループのMVNO事業で成長を目指すことを選択したんです。3月に発売されたXperiaJ1Compact、細かなスペックはともかく機能的には十分でしょう。So-net縛り、イオン縛りはありますが、完全に目線はMVNOに向いている。

キャリアとの契約があるでしょうから端末の開発・供給は継続するんだろうけど、今後は必要以上に連携は深めないはず。

理由?至極簡単!だってソニーは日本で最も人気のある端末を自由に売れるチャンスを得たんだから!もうドコモの力を借りなくても、ソフバンに付き合わなくてもいいんです。

自社のウェブサイトでガンガンXperiaを売りたいんですよ!!あわよくばSo-netとセットで契約を得られるんですから。

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ユーザーはどこでも端末を買えるようになる

キャリアの看板ショップに行ってわざわざ限られた端末の中から消去法で嫌々選択しなくてもいいんです。

近くの家電量販店で色んなメーカーの端末から好きなのを選べばいいんです。ショッピングモールでも買えるようになる。ネットでも買える。

じゃあ今の携帯ショップの行く末は?

キャリア一次代理店大丈夫か?ショップは淘汰?

ご存知の通りキャリアの看板ショップで直営ショップは数えるほどしかありません。

どこがやっていいるのかというと、MXモバイリング、ITX、ティーガイアといった大手一次代理店です。そして地方では一次代理店から委託を受けた二次代理店が存在します。

通信契約の件数によってキャリアから手数料を得て成り立っているビジネススキーム、端末を見せながら通信契約を獲得していた彼ら。

端末を売る意味がなくなったこの先、どうなることやら。。やっぱり携帯ショップって淘汰されるんじゃないの?

(ちなみに上記の一次代理店は他にも強い事業がありますので。)

まとめ

iPhoneはどうなるんだろう?ドコモは対象端末を明記してその中には含まれていません。一方auは2015年5月以降に契約した端末が対象というゆるい表現。

次期に料金体系も変わるでしょう。ちなみにドコモは今回のSIMロック解除の手順のなかで、逆の手順の説明もちゃんとありました。逆とは、

他社のSIMロックを解除した端末にドコモSIMを提供しますよ

という内容。

さすがドコモです。他社より先だって通信役務の提供に、本来の通信業者としてのあるべき姿に目を向けています。変わるぞ、通信業界の仕組みがようやく変わる。。

 - 総務省SIMロック解除