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アンパッサン(en passant)/Chessルール

先ほどコンピュータ相手にゲームをしていたら、アンパッサンを忘れていてやられたので書いときましょう。超基本ルールですが、特殊な動き方をするので戸惑う人もいるかも。

アンパッサンとはポーン独特の動き方・駒の取り方です。

ポーンは自陣からの最初の1手のみ2マス進むことができます(もちろん1マスでOKですが)。ポーンが2マス進んだ時、横に相手のポーンがいると、その相手のポーンはそのポーンをとる事ができます。

アンパッサン(en passant)

アンパッサン1

1. e4 c5 2. e5

通常はこんな盤面ありえませんけど分かりやすく説明するため^^。

今白のポーンがe5にいますよね、次手に黒がdファイルのポーンを2マス動かしたとします。※チェスではaからgの列を「ファイル」、1から8の行を「ランク」と呼びます。

アンパッサン2

2. e5 d5

この状態。この時白のe5ポーンは2マス進んできた黒d5ポーンをとる事ができます。

アンパッサン3

3. exd6

誰もいないd6に進んでd5にいた黒ポーンをゲットしました。これがアンパッサンです。ここでアンパッサンは強制されるものではありません。とりたくなければそのまま放置すればいい。ただし取る権利も無くなります。相手が2マス進んできた次手のみ有効な手です。

アンパッサン4

3. e6

次手白がe6。これでもいいんです。でもアンパッサンはもう出来ません。またこの時、他の駒を動かしても同様にアンパッサンの権利は消滅です。

「en passant」はフランス語で、「通り過ぎる途中」「通過しながら」という意味。相手ポーンが通り過ぎる途中に獲ってしまう、と覚えときましょう^^。

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