親父の選択

自分勝手に書きながら価値を提供したい親父のブログです

タクシー運転手に「タクシーなんか使って無駄遣いしてんじゃないよ!」と叱られた私がしたこと。

      2015/08/16

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7,8年ほど前の出来事です。会社の同僚と飲みにいった帰り道、ウトウトと電車を乗り過ごしてしまったんです。それも平日に!(当時はまだ30代で結構体力的にも平気だったんすよね~、今では到底出来ませんが。。)

既に終電の時間で止むを得ず自宅とはかなりの距離のある駅で下車。ここからはもったいないけどタクシーしかありません。

駅近くのタクシー乗り場には同じような状況の会社員が結構な人数いる。お前らもかと。。似たような人もいて、そして当然お酒も入っているので本来使う必要のないお金を払ってタクシーで帰宅することへの罪悪感が多少鈍ってしまうんです。ホント愚かだわ・・

その時乗ったタクシーの「赤の他人」である運転手さんからキツイお灸を据えられました。随分年上の男性でしたね、お爺ちゃんぐらいだったと記憶してます。

タクシーの運転手さんから怒られて教えてもらったこと

夜間(夜10時以降)のタクシー料金って高額なんです、日中の20%割り増しですから。ぽんぽんメーターが上がります。財布の中身を気にしながら、最悪クレジットカードだよ、来月どうすんだよと。。ほんとバカでしたね。

嫌な気分を紛らす目的で運転手さんと会話が始まります。かなり年上の運転手さんだということは直ぐに分かりました。相手も同様だったでしょう。

お酒が口を滑らかにします。家族のことを話したんです。まぁ、そこから敏感に反応しましたね~、運転手さん。

「子供はいるの?」(運)

「はい、いますよ。複数。」(親父)

「サラリーマン?」(運)

「ええ、明日も仕事です。」(親父)

「今日はどうしたの?」(運)

「いや、酔って寝過ごしちゃって。。」(親父)

立て続けに質問してきました。

久しぶりに他人から叱られた

その直後に怒られました。

もちろん軽くですよ!マジ怒りとかではありませんから。ただ他人から仕事以外で叱られたのは久しかった。

この親父、学生時代から親元離れているんで成人してからの素行にあまり叱咤してくれる人いなかったんですよね。結論からいうと数少ない心に響いた叱咤激励のひとつに、この運転手さんの発言も入ります。

普通タクシーの運転手さんが、言わないでしょ、そんなこと。

「タクシーなんか乗って無駄遣いするな」って。

ガツンと脳天にきましたよ。

必要以上に細々とは言いませんでしたが、家族がある、待っている。帰るべき場所がある。家族の為にこれからお金がかかる、しっかりとお金を貯めなければいけない、にも関わらずあなたは何をしているのか。他にお金が必要なことがあるだろう、別の使い方があるだろう。

こんな内容でした。

既に70歳近くであろう運転手さんの言葉には、恐らく自身の経験からの重みがあった。当時、帰宅途中に飲み歩くことが頻繁だった私、そして今回の本来かかる筈のないタクシー代金。

一気に酔いは醒め、無言で猛省。こころが痛かった。

暫く時間をおいて、「...そうですよね。こんなことしてちゃあダメですよね。」と言うのが精一杯。

NHK第一「ラジオ深夜便」

私ラジオをよく聴きます。

夜中の定番って言ったらオールナイトニッポン?いやいや、バラエティもいいけどやっぱり夜中はNHKの「ラジオ深夜便」でしょう。歌あり、語りあり、ニュースもありの盛り沢山で大満足な番組です。あの番組全体の落ち着いた雰囲気が静かな夜にぴったり、好きなところです。

で、不思議と夜中のタクシーって決まってこのラジオ深夜便が流れている。雑音にならなくて、お客さんにも嫌がられずにいいんでしょうね。

さっきのタクシーの中に戻ります。

無言でラジオ深夜便を聴きながら徐々に自宅に近づいていました。

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タクシーに株式チャート表示のモニター

よく見るとその運転手さんのタクシー、ナビの横にもうひとつ小さなディスプレイらしきものがある。このまま沈黙ではつらかったので、それは何に使うモニタなのかと質問しました。

「株だよ、株。」と運転手さん。

片手でごそごそとリモコンを取り出しモニタの電源を入れると、テレビのニュースで見かける株式チャートが表示されました。真夜中の車中で色鮮やかに映ったその画面は今でも覚えています。

「株やってるんですね。」と言うと、

「株だけじゃないし、もう長いことやってる。最近は買いやすくなったし、動くからおもしろい。」と先ほどの怒ってた時の声のトーンとは明らかに違って語る運転手さん。

そのチャートモニタも証券会社が付けてくれたんだそうです。そういえばこれ個人タクシーだし、この運転手さんからは何かゆとり、気持ちの余裕を感じる。だってお客さんを怒るぐらいだし。。資産家なのか?

当時私は投資など皆無。小遣い制でそれも飲み代に散財する始末。買い易くなった?動く?何それって運転手さんに質問しました。

ちょうどその時ラジオ深夜便で株式ニュースが聞こえてくる。思わず聞き込む運転手さんとこの親父。

「株でもやったら。」

徐に運転手さんが言いました。

お金を捨てるな、留めろ!

私は投資に興味はありません。しかしこの運転手さんの言葉は妙に説得力がありました。だってタクシーに乗ることを無駄だというタクシー屋さんですから。(もちろん私のだらしなさを叱っています。。)

「無意味に金を使っちゃダメだ、捨てるんじゃない。」

「自分に留めておくことに気を遣え。」

あたりまえのことですが、結構難しいことです。そして大事なことです。

カブドットコム証券口座を開設

そんな出来事があってすぐに証券口座を開設しました。カブドットコム証券です。

特にどこでも良かったのですけど、当時露出が高めだったのでここにしました。今でも不定期ではあるけど少しずつ証券口座に振り込んでは、プチ株とか買ってます。

貯金とは違う、ムダ使いを留めているだけ

ネット・スマホでいつでも売買できるので確かに便利、確かに自宅で誰でもやれる。運転手さんが言ってたのはこういうことだったんですね。

私は基本的に無駄遣いをぐっと我慢したときにその分株を買っているので売買で設けようという思惑はありません。貯金ではなく、お金を自分に留めた結果なんです。

先月娘の高校進学祝いで腕時計を買ってあげました。

さすがに親には遠慮がなく4万円のを選んだときにはビックリしましたが、損がない程度で売って久しぶりに現金化しました。こういう遣い方もいいでしょう。

一方で普段の飲み会の数は徐々に減らしました。最近はその参加率の低さから誘いの声すらかからないほど^^。とはいえお酒は好きなので1人で自宅近くの赤提灯に寄って満足しています。1,000円で十分です。

まとめ

自分のだらしなさを露呈する恥ずかしい話になってしまいました。投資については現在もあまり興味はありませんが損を出していないかは時々チェックするようにしています。でもその程度です!

タクシー運転手さんの想定外の言葉をきっかけに、お金に対する考えを改め、考えるだけではなく行動にうつしたよって話しです。偶然中の偶然、そのタクシーに乗ったことが私を変えたんです。

何かしなきゃ、と思っている親父さんたち!頭で考えているだけではダメですぞ!!行動に移しましょう、ネットの証券口座つくるだけでも意識変わってきますよ。

おしまい^^。

 - カブドットコム証券, 心得え