こどもの成績をのばす5つの親のふるまい
親父です。
親は必要以上に子供の勉強に口出ししてはいかんな。
最近中学生の娘の勉強に取り組む姿勢に感心するばかりだ。はたから見てて真剣にやっている感がひしひしと伝わってくる。効率もなかなかいいみたいだし、結果定期テストの点数も上がっている。
特に親父から何か言ったわけではない。自分で考えて行動している。もはやここまでくれば安心して見れる。勿論中学生なので歳相応に大人なのもある。しかしそれ以上に努力しているのが分かる。
以前は親父が『教えてやるよ』とよく口を出した。自分が昔そうしたように子供に教えてあげようとした。でも嫌がるわ、やっても言い方がきつくなって泣かせてしまうような始末だった。今思うと、ゴメンね、だ。
子供の成績を伸ばすための親のふるまい方、接し方があるんだよ。
同じ世代の子供をもつご両親へ、無理に勉強を押し付けてないか?他人と比較していないか?、そもそも子供の『今』を理解したうえで接してるか?親の振る舞い方で子供の成績は変わるし伸びる。
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こどもの成績をのばす親のふるまい
1.現状を理解してあげる
『友達と外出の約束したのに~』『数学の先生が大嫌い!』『あした試合だから早く寝る!』
勉強を促すタイミングは重要。忙しいときに、他になにか取り組んでいるときにいきなり『勉強』といわれてもそりゃつらい。学校のこと、先生のこと、友達のこと、習い事のこと、楽しいのか、つらいのか、嫌なのか好きなのか、忙しいのか、そうでもないのか。まずは子供の現状を理解することが重要だ。
仕事の時間の都合でなかなか話す機会がないという人もいるだろう、 男の子であれば親と話すのが苦手という子もいるかもしれない。子供の現状を理解するのに会話は決して必要ではない。見てあげるだけで充分に理解できる。玄関にある子供の靴をみたことあるか?子供の机の上を見たことあるか?家のリビングにおいてある子供の持ち物を見たことがあるか?大体分かるぞ、子供の現在が。仕事で忙しくても、夜遅くても、見ることはできるだろう?理解してあげようという気持ちで毎日家族を見ろ。
2.目先のことではなく将来と夢について話す
目先の定期テストについて云々話すな、将来と夢を語れ!これで勉強への自主性が高まる。
将来を考えたとき、夢をイメージしたとき、必然的に必要な知識、学力、どこの学校、大学に行かなきゃとか、子供本人が考える。勉強はやらせるものではない、自分からするものだ。そのきっかけを与えてあげるのが親のすべきこと。
この時こそ親父の出番!存分に親父の人生経験を語ってやれ!世の中を教えてやれ!!
3.いかなる時も否定せず信用し、それを伝える
仮に定期テストの結果が悪くても、『おまえが精一杯やった結果だから、いいよ』で一蹴。『信じているよ』を間接的に伝えろ。重く言うなよ、プレッシャーになるから。軽く言うのが丁度いい。
『だから勉強しろって言ったじゃないか』『勉強時間が足りないんだよ』は言うな、本人が最も分かっている。点数が悪くて一番気にしているのは本人だから、そんな時こそ親はデンと構えて受け止めてやればいい。そして信じていることを伝えるのだ。俺たちの子供だ、必ず応えてくれる。それまで待ってやろうぜ。
うちの嫁は都度成績にうるさい。だからこそ親父は本当に何も言わない。傍で聞いていると、親父まで気分がめいるほどだ。うちの場合はそれでバランスが取れているのかも知れない。
4.こどもからのリクエストには出来る限り応えてあげる
親父の子供たちは塾に行ってない。また親父も塾、予備校に行ったことがないので塾の必要性が正直わからない(補足するが、親父は勉強嫌いなわけではない、これでも国立大学卒だ。)。しかし、子供から塾に行きたいと申し出があれば、迷うことなく行かせてあげようと思っている。
子供たちと本屋に行ったとき、欲しがった参考書とかは親父のをガマンしても買ってあげる。自主性の芽をつぶすな。
5.世の中テストの点数だけではないことを親自身が再認識する
勉強がよくできて試験の点数がいいことに越したことはない。しかしそれ以外にも人生大切なことあるよな?
そのことに親が盲目になると子供はつらいぞ。いい点数を取るために学校に行っているわけじゃない。子供たちは他にもたくさん学んでいる。いい親でいてあげようぜ。
親父のまとめ
同じ世代の子供をもつ親御さんたちへ、こどもの成績は親のふるまいで変わる。
こどもの今を理解し、そして信用せよ。親が定期テストの結果で一喜一憂するのではない、ジタバタするな!
心底信じるのだ、わが子を。その為に今親が出来ることをやろう。
俺たちの子供たちだ、きっとやってくれるって!