【映画見るならこれ】 戦争という極限状態での人間を生々しく表現 『プラトーン』
ども、親父です。
久しぶりの映画記事になりました。今回は『プラトーン』。
ベトナム戦争をテーマとした映画はいくつかありますが、その中でも目を覆いたくなるような人間のエグイ部分と戦争の悲惨さを表現した名作です。主演はチャーリー・シーン。同じベトナム戦争をテーマにした『地獄の黙示録』に親父さん(マーティン・シーン)も主演してましたよね。出演者には当時はまだ無名の俳優ばかり。ジョニー・ディップも出ているようですが。。
photo credit: Gilzee via photopin cc
当時親父は高校生でした。
『地獄の黙示録』もビデオでみていたので、同じような内容だろうと劇場で見たところ、あまりにもエグイ描写に「気分が悪くなった」記憶があります。まだ若かったから仕方ないっすね。。でもそれほどまでに、戦場という極限状態での人間の心理・行動をリアルに描いた映画です。
スポンサーリンク
1987年公開 監督オリバー・ストーン 『プラトーン』
監督のオリバー・ストーンはベトナム戦争に従軍した帰還兵です。このプラトーンの公開後の1990年に『7月4日に生まれて』をリリースしています。彼自身の経験を存分に盛り込んだこれらの映画は、戦争の悲惨さと、そんな環境における人間の心理をありのまま表現しています。
主演のチャーリー・シーンよりも、ウィレム・デフォー、トム・ベレンジャーの2人の上官役の演技が必見。
かの有名なポスターにもなっているエライアス?エリアス?(ウィレム・デフォー)が両手をあげて天を仰ぐシーン。このとき、上官のバーンス(トム・ベレンジャー)が彼を見捨たんですよ。助けに来てくれるのかと思いきや、いや、助けられたんだけど見捨てたというシーンです。あまりにも悲惨なシーンで今でも覚えています。
親父のズバズバ評価
日本は幸いにも平和な国なんで戦争って非日常的ではありますが、昭和の前半まで戦争をしていたとこも事実です。たまにはこんな戦争映画を見て、和平ボケを抜くのも必要かもしれません。
オリバー・ストーン監督、最高
オリバー・ストーンはこのプラトーンの後に『ウォール街』を製作しています。上記の『7月4日に生まれて』とあわせて、彼が社会派作品の名監督として地位を確立した時期となりました。そのあとも名作を連発してますよね。彼の更なる活躍に期待しています。