【今年初収穫のブルーベリー】 ブルーベリーの育て方 基礎編
2014/08/14
どうも、親父です。
親父家にはブルーベリーの木を3本植えています。もう10年以上は経過するでしょうか、植えて翌年からはちゃんと実をつけてくれます。
ブルーベリーの収穫期は7月上旬ころから。実際には春に花が咲き、受粉、そして梅雨の時期にたっぷり水分を取り込んで夏の到来とともにきれいな群青色の実となります。
今年は少し遅めの7月中旬に子供たちと収穫です。ほったらかしにすると、鳥が摘みにやってきます。朝起きて外からチュンチュン鳴き声がするなぁという時は、だいたい鳥に喰われています。。
ことしの1回目の収穫はボウルに軽め。例年はボウル2杯山盛りですから、これからはマメに収穫することになりますね。(時々毛虫がいて刺されますが...)
ボウル2杯分って、けっこうな量ですよ。どうだろ、1キロ近くになんじゃないかな。で、このボウル2杯のブルーベリーをどうするかというと、、『ジャム』にします。今は未だジャムを作るには量が足りませんけど、後日ジャム作りの記事を投稿しますよ。
今回はブルーベリー歴10年強の親父がブルーベリーの基本的なことを記事にしちゃいます!!
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ブルーベリーの育て方(基礎編)
木はこんな感じですね。
枝もぐしゃぐしゃで手入れしてねぇんじゃないの?と思われそうですが、これ、わざとこのようにしています。
ブルーベリーの基礎1:ブルーベリーは異種交配植物
異種交配というのは、同じ種類の木どうしだと実がならないとう意味です。実をつけさせるには、種類の異なる木と受粉が必要です。
よって、ブルーベリー1本だけでは実はなりません!(当たり前ですが)
親父家には3本のブルーベリーがありますが、どれも種類が違います。じゃぁ、種類のちがう木を植えればそれだけでいいのかとうワケではございません!
※きちんとブルーベリーについて学びたい!っていう真面目な方には、あのNHKの趣味の園芸から専門書籍が出ているのでオススメです。年間のやるべきことが説明細かくきちんと理解できるようになっていますよ。親父も最初はこれを熟読しました!
ブルーベリーの基礎2:木と木の距離が大事
木と木のあいだの距離が2メーター以上も空くと、受粉は難しいです。また逆に近すぎても互いの枝が成長を邪魔します。日当たりも悪くなるので花つきも悪くなります。適切な距離間は1メーターいかないぐらいかな。写真にもあるように隣の木の枝が重なり合うぐらいがちょうどいいです。
これぐらいだと、風にゆられて隣の木の花に受粉しますし、昆虫(ハチ、アリなど)も行き来しやすい。
なぜ昆虫?はい、動物媒といって、昆虫の力を借りて受粉します。
ハチが蜜を求めて花から花へ移動する時、手足に付着した花粉を別の花にもってってくれるんです。これによって受粉するんですねぇ。
なので異種交配のブルーベリーは異なる種類の木を比較的近距離の間隔で植える必要があります。
ブルーベリーの基礎3:【超大事】用土はピートモス!!
これすっげぇ大事です!「最初に言えよっ」ていま自分で反省するくらい重要なことです。
ブルーベリーは酸性土壌を好みます。まぁ細かいことはいいです。ブルーベリーを植える場所には、いまある土をそっくり入れ替えてください。一般的な園芸用土では育ちません。
『ピートモス』にして下さい。この土はブルーベリーを育てるのにもっとも適した土です。土というか実際には水コケが堆積したものなんですが。。
ピートモスだけでいいです!ほかに何も混ぜなくていいです。ブルーベリーに関するサイトを見ていると、ピートモスいくつに対して鹿沼土うんぬんとありますが、無視でいいです。ピートモスだけで十分育ちます。
ピートモスはホームセンターの園芸コーナーに普通に売ってます。将来の成長を考えると、地面から1メーターは掘り起こして土を変えましょう。
数本増えるとなると結構な量のピートモスが必要になりますし、相応の労力もかかります。けど最初にこの土の入れ替えをやることで、ずっと元気にブルーベリーは育ってくれますから。
ブルーベリーの基礎4:水はたっぷりあげる
植えたあとは、水をたっぷりあげましょう。
水が不足すると、収穫期に十分な大きさの実ができません。
さっきの土壌(ピートモス)の理由にもなりますが、そもそもブルーベリーは山間の川岸に自生している植物です。水分が必要です。晴天つづきの日があったならば、水を欠かさないようにしてください。

photo credit: Dendroica cerulea via photopin cc
親父のブルーベリーの育て方・基礎編まとめ
ブルーベリーは環境さえ整えてあげれば育てやすい木です。初心者にオススメの果樹木です。実もつけてくれるのでそのあとどう食べるかとか考えると楽しいですよ。
そいうえば、うちの息子が3,4歳の頃、庭に出てはブルーベリーの実を勝手に摘んで食べてたのを思いました^^。ぶどうを食べるかの如く喰ってましたよ。懐かしいなぁ。
また手入れの必要な秋ごろにブルーベリーについて書きますね♪♪
親父のブルーベリーの話題に付き合ってくれて感謝です。