国際文通週間がやってくる!!記念切手の話しです。。
2015/08/16
どうも、親父です。
2014年10月9日、ある記念切手が発売されます。って切手かよっ!とつっこまれそうですが、親父が小学生のころは、大半の男の子が趣味は何かと問われたら『切手集め~』と答えた時代だったんです!!この親父もいわずもがなスタンプキッズだったので切手には詳しいんですよ。
切手には一般的に利用される『普通切手』とそれ以外の『記念切手』があります。(いまはもっと広い範囲の切手を指して『特殊切手』と呼ばれているようですが、ここでは記念切手で通します。)記念切手は毎年決まったスケジュールで年間約60種類が発売されます。日本郵便のサイトに発行一覧が確認できますね。
photo credit: Konstantin Leonov via photopin cc
最近では切手というと兵庫県議員さんによる悪行に利用されちゃった印象がありますけどね、。本来はそういう使い方ではありませんから!!
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記念切手の価値・値段
記念切手には発行都度に目的と意味・特徴があります。何とか記念だとか、過去何十年も続いている何々シリーズだとか。そして記念切手で重要な特徴がその発行枚数なんです。何枚作って世に出しました、っていう枚数です。
10月9日に発行される切手は『国際文通週間』というシリーズです。この記念切手の発売目的は、
世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献する
です。たかが切手ですが、ちゃんとテーマを持って発行されていますよ~。詳細はこちらのサイトから。
この国際文通週間の切手は発行枚数が他の記念切手と比較して少ないんです。だから何?っ言われそうですが、単純に数が少ないと、価値が上がるのが早いんです。単純な市場理論ですよ、世の中に数が少ないから価値が上がるんです。
価値と聞いて戸惑う人がいるかもしれませんが、切手は額面よりも価値が上がります。特に記念切手はそうです。
例えば有名な『見返り美人』。
写真のは5枚シートで、1枚の額面が5円。ですが現在の価値は1枚、約14,000円です!!
あと名前ぐらい聞いたことがあるでしょう『月に雁』。
こちらは額面8円、しかし現在の市場価値は約10,000円で~す。切手自体の題材とデザイン性ももちろん重要ですが、これだけ額面以上に価値が上がるのは発行枚数が少ないからです。見返り美人は150万枚、月に雁は200万枚です。
分かりやすく比較すると、7月23日のふみの日に毎年発売される『ふみの日』記念切手は3,000万枚の発行枚数です。圧倒的に発行枚数が少ないんですね~。
時間の経過とともに破損・紛失などで存在する数も減ります。また今現在は平和な日本ですが、将来何が起こっても不思議ではありません。ひょっとしたら切手なんぞ燃え尽きてしまうような出来事もこり得るワケです。そうなると、発行枚数以上に枚数が激減、その価値がハネ上がる仕組みです。
発行枚数の少ない国際文通週間の記念切手
『国際文通週間』の切手は、発行枚数400万枚から1,000万枚ほどもものが大半です。さっきの『ふみの日』と比べると半分以下の枚数。デザインも歌川広重の『東海道五拾三次』から採用していて重厚感・歴史感というか、、一言でいうなら重みのある切手ですかね。
コレクションとしても十分魅力的な記念切手になりますよ。
10月9日朝、郵便局の前に並んでいる人がいれば、その人は国際文通週間の切手を買いに来た人です。あなたもずーっと先の将来の子孫ために記念切手というカタチで財産を残してみてはいかがでしょうか?
今年は久しぶりに親父も買おうと思います♪♪