大相撲九州場所、今場所横綱日馬富士が金星を二日連続で配給。ってそもそも金星って何?
2015/05/16
大相撲九州場所、横綱日馬富士が3,4日目に連敗しました。その時ニュースの見出しの大半を占めたのは「日馬富士、金星連続配給」という表現。ところでこの金星ってどういうものなのかご存知でしょうか?
photo credit: David Z. via photopin cc
最高位である横綱を平幕力士が倒した際、単に白星ではなく金星といいます。これは、一番強い横綱を倒したことの「勝利の重み」だとか「勝利の凄み」とか「勝ちの価値、順番」を意味する金銀銅の金ではありません。
※少しはあるかもしれませんが..でも、.大関を倒しても「銀星」とはいいません^^。
金星の金は「お金」を意味します。平幕力士(小結以上の三役は含みません)は横綱に勝利するとお金がもらえるのです。あぁ、ちょっとちがいますね、一時金ではなくて継続的な手当てが増えるんです。
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金星で収入が増える平幕力士
力士の収入は、階級によって設定された給料(月給)と場所毎に貰えるそれまでの活躍に応じた力士褒賞金の二本立てです。今回の金星は力士褒賞金のひとつです。金星を獲得すると、力士褒賞金が10円加算されます。現在支給割合は4,000倍の設定なので場所毎に40,000円の褒賞金が金星ひとつで貰えることになります。
これまでに金星の獲得数がもっとも多かったのが安芸乃島関の16個!!当時とは割合が違いますが、いまの4,000倍で換算すると金星褒賞だけで場所毎64万円!!凄いですよねお相撲さんは!!これだけで十分な気もします。。
金星配給数の多い横綱・少ない横綱
最近だと貴乃花が多いです。その数39個。横綱時代、結構負けてましたもんね。そして曙が35個。ふたりとも50場所近く横綱として戦ってきたのでその分配給の機会も多いのでしょうか。
そして逆に少ないのがいわずもがな平成の大横綱、白鵬。これまで何度かあった連勝記録から明らかなように金星配給は少なくてこの11月場所現在で7個です!!横綱在位32場所目にしてこの少なさは名横綱のしるしでもあるでしょう。
本日11月場所6日目 関脇逸ノ城すでに2敗
今日で6日目をむかえます。
今場所から関脇に昇進した逸ノ城は上位陣との対戦で星を落とし3勝2敗です。先場所は逸ノ城フィーバーで盛り上がりましたが、更に上を目指すにはまだ実力不足か。2敗のうち1敗がこの記事の主役、金星連続配給の日馬富士です。
前回申し込んだ来年初場所のチケットの連絡はまだ来ません。。
とても楽しみになってきました♪♪