この時期から道路脇に出現する「塩化カルシウム」を見ると思う、地元自治体に感謝!!
2015/04/29
どうも、真夏の暑さより寒いほうがウェルカムな親父です。
「また出たよ、塩化カルシウム。」
今年も発見しました道端の「塩化カルシウム」。ふと気づくと道路両脇の歩道の隅においてあるんです。そのサイズはホームセンターの園芸コーナーで売っている土だとか肥料の大袋サイズで遠めからでも目立ちます。それほどの量なのになぜか不思議と数日後には無くなっている。一体誰が何のために、どうのように使われてなくなるんだろう?みなさんも見たことありませんか?これ調べたんですよねぇ^^。
寒い時期になると道路わきに置いてある塩化カルシウムって何?
ずばり、「融雪剤」です!
事前に道路にまいて積雪を緩和させたり、また積もった雪に撒いて融けるのを早める効果があるそうです。確かに寒い時期に舗装された比較的大きな道路の脇に見かけます。更には坂道の脇に置いてあるのをよく見ます。道路が凍結し、クルマがスリップするのを防ぐために道に散布するのですね、なるほどですねぇ。。
でもこれ、誰が実際に散布をしているんでしょうか?そもそも何処の費用でこの塩化カルシウムが調達されるんでしょうか。。
基本的に道路は地方自治体が管理している
すばり、「地方自治体」です!「市町村」です!!
近所の知人に地元の市役所に勤める人間がいるんですが、道路を管理する仕事をしていると聞いたので質問しました。例えば日本にある国道は「国」の道路とは名ばかりで、道路が出来てからの運用管理は基本的に自治体が行なうそうです。国道が名ばかりというのは少し語弊があるかもしれません、国が費用を出して作ったのが国道なんです。そして作ったあとのメンテ、運用は地元の自治体が担うという仕組みです。そして県道も国道と同様、市道は当然です。
なので道端においてあるこの「塩化カルシウム」は地元の費用で地元の自治体が用意したものなんですよ~。
だから何ナノって? 地元自治体に感謝だろよっ!!
普段うっかり見過ごしそうな細かな仕事をする人たちによって自分たちの生活は保たれているんだなぁと。
よく「これだから役所はなぁ~」「税金でメシを~・・」云々と言う人がいますけど、そういう人たちによる行政機能があってこそ私たちは安心して生活が出来るワケですよ。安易な軽い発言は失礼です。
この塩化カルシウム、実際に道路に撒いているシーンを見たことがありません。
想像するに、極めて寒い夜に翌朝の凍結を防止のため市役所の人たちが作業しているに違いありません。
ご苦労さまです、いつも有難うございます。感謝の一言です♪♪