クルマ買うならやっぱり新古車!購入時の税金のメリットについて
2015/08/16
どうも、3年後に迫る娘の大学受験を考えるとクルマを買い換えるならこの間しかねぇなと思い始めた親父です。
今のクルマは新古車で購入してから今年で6年目になりました。因みにその前の車も新古車です。
新古車って何だよ?中古車と違うのかい、未使用車は?と不思議に思う方もいるでしょうか、結論から言うとどれも同じ「中古車」です。
既に登録が入った中古車なんですが、諸事情によって走行距離が極端に少なかったり、さらにはまったく走っていない車が市場に売りに出るんですよ。
このような中古車が「新古車」「未使用車」と呼ばれます。
credit: larique via FindCC
新古車購入のメリット
新古車・未使用車の最大のメリットは購入に関わる税金と諸経費が新車の場合と比較して安く済むこと、これに尽きます。
クルマを購入する際に発生する税金と諸費用
税金
- 消費税
- 車検費用
- 自動車取得税
- 自動車重量税
- 自動車税
諸費用
- 登録費用
- 自賠責保険
- 車庫証明 等々
とまぁホントにお金がかかりますね、クルマって。このうち新古車で減額するのが、車検費用、自動車取得税と自動車重量税です。
新古車だけに車検費用は経年浅い状態で、また重量税もその車検に含まれますから支払いの必要なしです。ここで注目すべきは自動車取得税、これは消費税率が10%になる近い将来に廃止予定ですが、いま現在では取得価格の3%が課税されます。
自動車取得税とは
上記の通りクルマを取得する際に発生する税金です。算出方法は取得価格の3%、仮に300万の車を購入すれば81,000円の自動車税がかかります。
取得価格の算出方法
会計をしっている人はすぐに分かると思います、会計上の資産簿価と同じ。購入価格を0.9掛けにして新車時の取得価格とし、使用経過年ごとに減価償却していきます。その償却後の価格を残価といいます。
なぜ1(=全額)ではなくて0.9なのか
値引きを見込んでいるからという説がありますが、たぶん違います。会計処理と同じで、何年たってどんなにポンコツになっても車自体は消えて無くならないから残存1割です。
新古車も中古車なので満額はらう必要はありません。
新車登録から少しでも日数が経っていれば1年経過の取得価格に3%を掛け算すればいいんです。そして1年経過の残価は取得価格の0.681を掛けることになります。
先ほどと同じ新車代金300万円の車を新古車として購入すれば、
300万*0.9*0.681=1,838,700円
が取得価格=残価となります。これの3%が取得税ですから約55,000円ですね。新車時と比べると約26,000円も安くなる!
1年経過の残価率は0.681ですが、2年目以降のものは総務省の公式リリースを参考にして下さい。
新古車と新車を比較した税金・諸費用の差額
これまでをまとめると、
- 車検(重量税含む) 約70,000円~90,000円ほど
- 自動車取得税 約55,000円
上記の合計約13万~15万円が新車との差額、すなわち払わなくて税金の目安でしょうね^^。
スポンサーリンク
距離浅かつ新品同様にも関わらず中古車扱い、購入時に払う税金を少なくて済む。いいことだらけのように見えますが、そんなワケがありません。
新古車・未使用車の最大のデメリット
自分の好きなクルマを選べません、選択肢が制限されます。だってそうでしょう、中古車なんだから。車種もそうだし色もそう。そんな都合よくはいきませんから。
そんななかで理想の新古車に出会うコツは中古車ディーラーと仲良くなることです。この車種の距離浅が出たら連絡をくれ、とお願いしておくんです。タイミングが良ければ紹介してくれるはず!
まとめ
今度も新古だな。エルグラ、もしくはアルファード狙いで。そろそろディーラーさんと仲良くならんと...
一番いいのは好きな新車をいつでも買えるお金があればいんだけど。。