最初に産卵を確認したのが2週間前、その後も産卵を続け今日時点でその卵の合計35個!!
現在メスは2匹いてどうやらその内の1匹だけが産卵をしている。メスは1シーズンで100個程度産卵する説が現実味を帯びてきました。恐るべしイモリ。。
しかし自然界ではそのうち成体になるのは僅かなんですよね。
綺麗な水が絶えず湧き出る山中の沢、谷津田に生息するのが本来のアカハライモリの生息場所。ここ数十年でその個体数は激減、自治体によってはレッドリストに入っています。関東地方は大半がそうです。
我が家のイモリはアクアショップで買いました。その時に店員さんに聞いても産地は分かりませんでした。にも関わらずこうやって人間の手で環境を整え、勝手に繁殖させる。
そして時として起こる、興味がなくなった、世話が面倒になったという人間の勝手なわがまま。
自分で捕まえたのなら同じ場所に戻してあげればいいけど、そうではないのに放つと生態がおかしくなってしまう。過去にアメリカザリガニやブラックバスがそうであったように。
ちゃんと責任もって飼育しなければなりませんね、うん再認識や。
アカハライモリ幼生のエサを準備
すべてが無事成長したら大変なことですになります。水槽も大きなのに買い換えなければ。。置き場所は?!どうしましょう(´・ω・)
そんな親父の心配をよそに最初の十数個のうち既に4匹が孵化しました!
1匹目は水の交換時に別の容器に移してたら卵からツルッと出てきました、そーっと触ったつもりだったんですが卵を破ったようです。
やべぇ、と一瞬ビビリも直ぐに泳ぎ始めたので一安心、記念すべき幼生1号の誕生です。その後の3匹は日にちの経過とともに自然孵化。これから毎日のように孵化するんでしょうな^^
幼生のエサ、ブラインシュリンプ
最近よく参考にさせてもらっているサイトがあるのでご紹介。イモリに関するご経験に基づいた情報が非常に役立っております。ありがとうございます!
イモリは卵にいた時の養分を蓄えていて孵化して1週間は何も食べないそうです。とはいえそろそろ幼生用のエサを準備しときましょう。イモリの幼生は生餌を好んで食べるらいしい、エサはブラインシュリンプという微生物です。
これ、ペットショップで購入できますが、中身は卵です。そう微生物の卵を孵化させて生餌としてイモリの幼生に与えます。
少々手間がかかりますがこれもイモリベビーのため、やりましょう!
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ブラインシュリンプエッグを孵化させる
パッケージに孵化の手順書があるけど何やら面倒でしたからネットで調査です。作り方は幾つか方法があるようですが簡単なのを選びました。
濃度2から3%の塩水にブラインシュリンプの卵を入れ、あとは日当たりのいい場所においておくだけ。塩分と気温が整えばあとは24時間で孵化するとのこと。
このブログを書く6時間ほど前に実際にやってみました。明日には孵化しているんでしょうか。
幼生に備えて買い揃えた道具
参考までに今回の産卵以後に買い揃えた道具を記載しときます。必要以上にお金をかけることもないので基本は100円ショップで調達、エサとなるブラインシュリンプエッグだけはアクアショップです。
- ガラスケース(用途別、産卵タイミング別に結局4個になりました)
- ピンセット(ゴミ取り用)
- スポイト(エサ用)
- ネット(目の細かな網、幼生の移動用)
- ブラインシュリンプ
ブラインシュリンプエッグはホームセンターにはありませんでした。ペット専門店じゃないとなさそうなので要注意です。
まとめ
孵化からアカムシほどのサイズのエサが食べられるようになるまでが最も育てるのが難しいようです。親イモリが折角産んでくれた卵なので大事に育てるぜよ~^^